進学先を選ぶ際には、学部の内容や特徴を事前に把握し、4年間学びたいと思える大学を選びたいですよね。
また、進学が理由でなくても川崎市で物件を探している方は、近くにどのような学校があるのかをチェックしておくと、街の雰囲気を掴みやすいでしょう。
そこで今回は、川崎市にある「川崎市立看護大学」の概要や学部の内容、特徴についてご紹介します。
川崎市にお住まいをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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川崎市にある「川崎市立看護大学」の概要
まずは、川崎市立看護大学とはどのような大学なのか、その概要として、建学の精神や沿革、アクセス方法についてチェックしておきましょう。
建学の精神
川崎市立看護大学は、学生数が1学年100人、全学年で400人の公立大学です。
小規模であるため、教員と学生の距離が近く、きめ細かな指導をおこなうことができます。
川崎市立看護大学の基本理念は、自治体である「市」が設置する大学として、地域とともに学び、地域によって育まれ、知識と豊かな人間性を備えた看護師を地域に還元していくことです。
そのために、以下のような人物を養成することを教育目標に掲げています。
●幅広い教養と豊かな人間性を持った看護職者の育成
●高い倫理性を持ってケアできる看護職者の育成
●科学的根拠と論理的思考に基づいて実践できる看護職者の育成
●社会貢献に対する意欲と能力を持ち、地域包括ケアシステムに役立てる看護職者の育成
このような教育目標のもと、幅広い視野を持ち、医療の高度化・医療ニーズの多様化に的確に対応できる看護師の育成に尽力しています。
沿革
川崎市立看護大学は、もともと短期大学でした。
2019年に、川崎市が「川崎市立看護大学整備基本計画」を策定し、4年制大学の設置に向けた具体的な準備が始まります。
2021年に設置認可を受け、2022年に川崎市立看護大学が開学しました。
アクセス方法
川崎市立看護大学の最寄り駅は、JR南武線の「矢向駅」です。
川崎駅から矢向駅までは2駅、約4分で到着します。
JR横浜線の新横浜駅や、JR南武線の武蔵小杉駅・川崎駅、東急東横線の綱島駅からバスでアクセスすることも可能です。
通学の路線の選択肢が豊富な立地にあるため、川崎市内のどのエリアに住んでも、大学までのアクセスに困ることはないでしょう。
●所在地:神奈川県川崎市幸区小倉4丁目30番1号
●アクセス方法:JR南武線「矢向駅」より徒歩約15分
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川崎市にある「川崎市立看護大学」の学部
次に、川崎市立看護大学の学部の特色について解説します。
川崎市立看護大学にある学部は、看護師・保健師を目指す方を対象とした看護学部です。
特色1:看護ケア対象別の学び
川崎市立看護大学では3つの分野・8領域について学び、看護学の基礎を土台とした専門的な知識と技術を身につけることができます。
機能看護学分野
機能看護学分野で学ぶのは、基礎看護学・管理学領域です。
看護の主要観念や役割、考え方にくわえ、安全・安楽に診療を受けてもらうための技術を学びます。
ライフステージ看護学分野
ライフステージ看護学分野で学ぶのは、成人看護学領域、老年看護学領域、母性看護学領域、小児看護学領域です。
看護ケア対象別に適切な看護援助をおこなうための知識と技術を身につけます。
地域・生活支援看護学分野
地域・生活支援看護学分野で学ぶのは、精神看護学領域、地域・在宅看護学領域、公衆衛生看護学領域です。
心の健康を保つため、生活の場で看護をおこなうため、また地域で生きる支援をするために必要な知識や技術を学びます。
特色2:充実した実習環境
川崎市立看護大学では、川崎市立病院をはじめ100以上の施設での実習が可能であり、川崎市全域が看護学を学ぶフィールドになる点が大きな魅力です。
実習は、以下のようなステップでおこないます。
●1年次…病院
●2年次…病院、保育園、老人福祉センター
●3年次…病院、療育施設、介護老人保健施設、助産所、デイケア施設
●4年次…病院、訪問看護ステーション、地域包括支援センター
より知識を深めたい分野については、専門性の高い実習先を選択し、プラスアルファで学ぶことも可能です。
このように、川崎市立看護大学は、看護学の幅広い領域の知識と技術を習得し、豊富な実習先で実践的な力を身につけられます。
4年間の大学生活をとおして、社会人としての基礎力、看護師としての技術と豊かな心を学び、地域に貢献できる看護師に成長できる大学です。
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川崎市にある「川崎市立看護大学」の特徴
川崎市立看護大学の概要や学部についてご紹介しましたが、最後に、具体的な特徴や、川崎市立看護大学が選ばれる理由について解説します。
4年間の一貫教育
川崎市立看護大学では、1年次と4年次の学びを相互に関連させ、4年間の一貫教育を重視したカリキュラムを組んでいます。
入口である1年次に学んだ基礎を土台に、出口である4年次にさまざまな実習を経験したうえで再度コミュニケーションを学びます。
このようなカリキュラムをとることで、地域に役立つ看護師を育成できるのです。
担任制
川崎市立看護大学は、1人の教員が20人ほどの学生を担任する「担任制」を取り入れています。
年に2回個別面接の機会があり、学びの状況や将来の希望などを聞き取ったり、履修や就職、生活全般に関する相談を受けたりと、手厚く指導しています。
新入生は、入学時の科目履修について悩む方も多いでしょう。
将来どのような道に進みたいのかを担任に相談することで、自分に合った授業を選択することが可能です。
デジタル教科書
川崎市立看護大学では、各教室・施設にWi-Fiを完備しています。
タブレット端末を導入し、授業ではデジタル教科書を使用します。
タブレット端末では、教員が厳選した動画コンテンツの閲覧や、図書館の本の検索などができ、実習先でも自宅でも学ぶことが可能です。
また、グループでのスカッションやグループワークなどにも活用し、さまざまな学習に役立ちます。
川崎市立看護大学が選ばれる理由
川崎市立看護大学が選ばれる理由として、以下の3つが挙げられます。
人を支え、地域を繋げる大学
川崎市立看護大学は、「地域包括ケアシステム」を担う人材の育成を目指しています。
地域の方が、「医療」「介護」「予防」「住まい」「生活支援」に関する必要なサービスを受けられる仕組みを提供するため、看護師の活躍の場も広がっています。
医療現場だけでなく、人と地域を繋げる役割を果たす看護師を育成している大学であることが、川崎市立看護大学が選ばれる大きな理由です。
実践的な看護力を育む大学
充実したカリキュラム、豊富な実習にくわえ、川崎市役所の職員を招いて社会保障制度などの現状を学ぶ講義をおこなっています。
実際の現場がどのような状況なのか、地域の最前線で活躍する方の講義を受けることで、リアルな現場を知り、実践的な看護力を育みます。
先進的な学びのスタイルを持つ大学
学生が自分で課題をみつけ、同じ看護師を目指す仲間と一緒に考え、行動できる力を養えるような環境が整っています。
また、ICTの活用により、さまざまな状況での看護が実践できるようなスキルが身につくことも、選ばれる理由の1つです。
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まとめ
「川崎市立看護大学」は、川崎市が開校した4年制の公立大学で、川崎駅や新横浜駅からもアクセスしやすい立地です。
看護学部では、看護ケア対象別の学びと豊富な実習経験によって、実践的な看護力が身につきます。
看護学部への進学を希望されている方は、「地域包括ケアシステム」を担う人材を目指す川崎市立看護大学を、ぜひチェックしてみてください。
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