大学が自宅から近い場所にあると、通学の負担が軽減するでしょう。
川崎市には、福祉や教育、保育や心理についての学びを得られる「田園調布学園大学」があることをご存じでしょうか。
そこで今回は、田園調布学園大学とはどのような大学なのか、概要や学部、特徴などをご紹介いたします。
川崎市への引っ越しをご検討中の方は、ぜひご参考になさってください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
川崎市周辺の賃貸物件一覧へ進む
川崎市の田園調布学園大学を知るために押さえておきたい概要
田園調布学園大学は、社会福祉学と子ども教育学、心理学の分野における教育や研究を目的とする大学です。
どのような大学なのかを知るために、まず概要を確認しましょう。
川崎市にある田園調布学園大学の概要①建学の精神
田園調布学園大学の建学の精神は、「捨我精進」です。
「捨我」とは我を慎み抑えること、「精進」は物事を一生懸命純粋に実行することを表した言葉です。
これらの言葉には、柔軟で寛容な心をもちつつ、物事に真剣に取り組むことのできる学生を育てて、社会に送り出したいとの思いが込められています。
田園調布学園大学では、この建学の精神に基づいて知識の修得だけではなく、心身の調和と鍛錬も重視した教育をおこなっています。
川崎市にある田園調布学園大学の概要②教育方針
田園調布学園大学の教育方針は、4年間でDCU学士力を身につけることです。
DCU学士力は、基礎力と専門性の2つから成り立っています。
基礎力の柱は、「知識・技能」「思考力」「コミュニケーション力」「意欲・姿勢」「問題解決力」の5つです。
専門性は専門知識であり、田園調布学園大学においては「教育・保育」「福祉・教育」「心理」の3つが挙げられます。
田園調布学園大学では、このDCU学士力を意識して学ぶことにより、社会の変化にも対応できる普遍的な力の育成につなげています。
川崎市にある田園調布学園大学の概要③沿革
田園調布学園大学の始まりは、1926年に田園調布に設立された調布女学校と調布幼稚園です。
調布女学校は、現在の田園調布学園中等部と高等部です。
1967年、川崎市の現在地に調布学園女子短期大学が設立され、英語科が開設しました。
田園調布学園大学の開学は2002年で、当初に開設されたのは人間福祉学部です。
その後は、学科の開設や改組、名称変更などがおこなわれ、現在に至ります。
川崎市にある田園調布学園大学の概要④アクセス
田園調布学園大学の最寄り駅は、小田急線の新百合ヶ丘駅です。
駅からは徒歩25分ほどで、バスに乗ると10~15分ほどで到着します。
バスは、東急田園都市線のたまプラーザ駅や横浜市営地下鉄のあざみ野駅、JR南武線の武蔵溝ノ口駅からも利用できます。
●所在地:神奈川県川崎市麻生区東百合丘3-4-1
●アクセス方法:小田急線「新百合ヶ丘駅」より徒歩約25分、バス約10~15分ほか
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
川崎市周辺の賃貸物件一覧へ進む
川崎市の田園調布学園大学にある学部や学科と学びのポイント
川崎市にある田園調布学園大学の概要を確認して、どのような大学なのかがわかってきたら、次は学部と学科をチェックしましょう。
田園調布学園大学には、3つの学部と4つの学科があるので、それぞれの特徴と学びのポイントをご紹介します。
田園調布学園大学にある学部や学科①人間福祉学部
人間福祉学部には、社会福祉学科と共生社会学科があり、社会福祉学科には社会福祉専攻と介護福祉専攻があります。
社会福祉学科の社会福祉専攻は、幅広い分野に精通したソーシャルワーカーを育成しており、社会福祉士と精神保健福祉士の資格取得を目指せることが大きなポイントです。
福祉の現場に携わってきた教員が、豊富な経験を基に学生の指導にあたっています。
社会福祉学科の介護福祉専攻は、介護福祉の現場を動かしていけるリーダー的存在を育成しています。
ポイントは、介護福祉士と社会福祉士のダブル取得を目指せることと、豊富な実習があることです。
実習は4年間で450時間あるので、知識だけではなく実践力も身につけることができます。
共生社会学科は、共生社会において求められる心理や、福祉の専門知識を備えた社会福祉の実践家や教育の専門家を育成する学科です。
ボランティア活動や実習で実践的なスキルが身につくほか、2年次からは2つのコースに分かれ、より専門性を高める学びを得られます。
田園調布学園大学にある学部や学科②子ども教育学部
子ども教育学部にある学科は、子ども教育学科です。
ここでは子どもはもちろん、その地域で教育や保育に関わる方々とのコミュニケーションを取りながら、中心的な役割を担うことのできる人材を育成しています。
人間性やコミュニケーション力を磨くために、グループでの演習や研究、体験型授業を数多く取り入れていることが大きなポイントです。
また、近隣の幼稚園や保育所と緊密に連携しており、豊富な実習体験をとおして力を伸ばすことができます。
田園調布学園大学にある学部や学科③人間科学部
人間科学部には心理学科があり、心理学と生涯学習の考え方をあわせて学ぶことによって、多様な領域で力を発揮できる人材を育成しています。
大きな特徴は、公認心理師受験資格を得るために必要なカリキュラムを備えていることです。
大学院を併設しているため、大学院生との交流によって、より高いレベルの心理学を学ぶこともできます。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
川崎市周辺の賃貸物件一覧へ進む
川崎市の田園調布学園大学に関してチェックしておきたい特徴
川崎市にある田園調布学園大学は、将来につながる学びを得ることができる大学です。
そこには、田園調布学園大学がもつ3つの特徴が大きく関係しているので、それぞれ確認しておきましょう。
田園調布学園大学の特徴①資格取得サポート
田園調布学園大学は、将来につながる資格に高い取得実績があります。
2023年度には、難関と言われている社会福祉士に58名の合格者を輩出しました。
これは、神奈川県の私立大学における新卒合格者数の第一位を誇ります。
さらに、介護福祉士には28名が合格しており、これは全国の大学における新卒合格者数の第2位です。
このような高い資格取得実績をあげられるのは、田園調布学園大学には長年培った合格のためのノウハウがあるためです。
そのノウハウを適切に発信することによって、学生たちを合格へと導いています。
また、アドバイザー制度を導入しており、学習方法や悩みなどを相談できるサポート体制が整っていることも、資格取得実績につながるポイントの1つです。
田園調布学園大学の特徴②実践的な学びや活動
人の多様性を肌で感じるために、現場で学ぶ機会を多く設けていることも、田園調布学園大学の特徴です。
地域と連携したプロジェクトの実施や、地域の方と触れ合える拠点の運営など、交流できる場を作ることに力を入れています。
農福連携における大豆栽培や、スイーツづくり、キャンパスのある川崎市麻生区で区民とおこなう落書き消しの活動などはその一例です。
また、大学内の子育て支援室「DCU子どもひろば:みらい」や、認定こども園「田園調布学園大学みらいこども園」も、学生たちの学びにつなげられています。
これらの活動で得た貴重な経験は、将来のさまざまな場面で役立つでしょう。
田園調布学園大学の特徴③地域交流センター
田園調布学園大学は、福祉の心を学べる場であるボランティア活動を重要視しており、単位認定もおこなっています。
そのため、ボランティアの紹介や外部団体との連携などをおこなうセクションとして、地域交流センターを設けています。
地域交流センターの業務は、ボランティア情報の提供や活動に関する相談、サークル活動のサポートや地域連携に関することなどです。
地域交流センターのような拠点があると、学生は希望のボランティアを実践しやすくなり、活動を通じて成長する機会を得られるでしょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
川崎市周辺の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
川崎市の田園調布学園大学には3学部4学科があり、社会福祉学や子ども教育学、心理学を学べます。
資格取得実績が高いことや、実践的な学びや活動ができることなどが大きな特徴です。
進学を希望するお子様がいる方は、ぜひ通学に便利な川崎市を新居の候補地としてご検討ください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
川崎市周辺の賃貸物件一覧へ進む